スマートフォンの中身の仕組みは、単なる電話機ではありません。
大変高機能・高性能で、電話機と言うよりは「通信の出来るパソコン」と考えた方が良いような中身になっています。
また、スマートフォンを動かしている「OS」と言われるソフトウェアは、使っている人が見ていないところでもいろいろな機能やサービスが動作できる仕組みになっています。
このため使う人が知らない間に悪意を持ったソフトウェアを動かしてしまうことが出来るのです。
もう一つ重要な点は、スマートフォンにはパソコン以上に守らなければいけない個人情報をたくさん持っている、ということが挙げられます。
電話機である以上、ほとんどすべてのスマートフォンには電話帳機能にお知り合いの方々の電話番号や本名、メールアドレスなどの連絡先が登録されているでしょう。
加えてスマートフォンにはたくさんのセンサーが搭載されています。
もし悪意を持ったプログラムにGPSセンサーを使われてしまったら、そのスマートフォンを持ち歩いている間はずっと、スマートフォンの持ち主の居場所はどこかの誰かに筒抜けになってしまいます。
また、スマートフォンにはカメラも搭載されています。シャッター音のしないカメラアプリによる盗撮問題でも明らかなように、外から分からない形でカメラを乗っ取って利用してしまうことも原理的には可能なのです。
スマートフォンには多くの場合、パソコンなどよりも多くの個人情報が記録されているとも考えられますから、それらを守る意味でも、スマートフォンのセキュリティソフトは必須の存在と言えると思います。
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