ウイルスバスター クラウドとは、トレンドマイクロ社が開発、提供しているアンチウイルス対策ソフトです。
かなり歴史を持っている会社であり、いち早く多くのウイルスに対応しています。
製品はウイルスバスター クラウドを主体として、保険が適応されるタイプも用意されています。パッケージとダウンロードタイプが存在し、購入したその日から利用できるようになっています。
このソフトの特徴としては、何と言ってもクラウドという方法を利用して、パソコンの重さを削減していることにあります。
従来までは他の方法を利用していたため、パソコンのメモリに大きな影響を与えてしまい、重さを感じるようになっていました。
しかしクラウドを利用して処理をすることによって、パソコンに負担をかけないままセキュリティを実現しました。ウイルスの検索スピードは勿論のこと、パソコンの動作も非常に素早くなっています。
またプライバシーを守る新しい機能を搭載しています。SNSを利用している時に、アクセスして大丈夫なリンクなのか、このSNSが守られているのかをチェックし、問題があれば警告してくれます。
料金体系は年単位での契約となっており、最長で3年まで契約ができます。
長い間契約した方が料金は安くなり、3年契約で大体1.2万円くらいの金額となります。保険を適応するタイプは1.8万円ほど必要ですが、キャンペーンを行っていることが多く、料金の割引が期待できます。1年契約の場合は5000円代から導入できます。
利用できる環境については、WindowsOS、MACにも対応しています。
Windowsは8.1にも対応しており、最新型のパソコンにも搭載することができます。このウイルスバスター クラウドは、それなりにウイルスの検出精度は高いものとなっていますが、定期的に検索をかけておかないと、発見できないようなものもいくつかあります。
そのようなことが無いように、最新のアップデートはしっかりと行った方がいいです。
ウイルスバスターの残念な点は、マルチデバイス版が無いこと
ウイルスバスターの一番残念な点は、パソコンでもタブレットでもスマホでも使えるマルチデバイス版が無いことです。
スマホのセキュリティ対策も必要な昨今、スマホ版、パソコン版を別々に購入するのは、割と痛手です。
ESETやノートンでは、マルチデバイスライセンス版を購入すると、スマホでもパソコンでもライセンスの台数までは、どんな組み合わせでも導入できますので、パソコンもスマホも持っているという方は、ウイルスバスター以外のセキュリティソフトでも良いのではないかと思います。