スマホのウイルス対策。Android、iPhoneのセキュリティ対策

AppleとSoftBankが提携して、日本でiphoneが発売されてから、スマートフォンは大人気になりました。

アイフォンが一番人気ですが、NTTが最初iphoneを取扱いせず、GoogleのAndroidスマホを販売することによって、ドコモユーザーもスマートフォンに乗り換える方が続出しました。

スマホは、自分で好きに便利なアプリを追加できたり、パソコンと変わらないレベルでインターネットを利用できる機能が便利で、多くのユーザーを獲得しています。

ただ、ネットに容易に接続できて、自分でアプリのインストールができる、となると、ここに目をつける悪い人間も出てきます。

ガラケー(数字キーがついていて、折りたたみができるいわゆるフィーチャーフォン)の時代では、使用人数は多かったものの、そもそも外部から、携帯本体にアクセスする機能が殆どなく、ウイルスが仕込まれたり、セキュリティの甘さを突かれて携帯を乗っ取られたりすることは、殆どありませんでした。

スマホは、自分でカスタマイズできる、インターネットに接続する、ということで、パソコンのようにウイルス対策、セキュリティ対策が必要になっています。

ガラケー時代の感覚では、大きな被害を受ける可能性も高まっていますので、ぜひ先手を打って対策してください。

スマホのウイルス被害、セキュリティ被害には、どんなことがある?

  1. 架空請求画面を表示
  2. 便利な機能を謳う偽ソフトによる個人情報の収集
  3. 本体を乗っ取るランサムウェア
  4. 不正会う理をインストールさせようとする
  5. 電話帳を盗み取る
  6. 電話の盗聴
  7. 勝手にメール送信、ツイッター、FaceBook、Lineなどに投稿

docomo、auなどキャリアが提供しているセキュリティ対策サービス

NTTドコモや、AU、ソフトバンクなど携帯電話会社(キャリア)がセキュリティサービスを提供していますので、スマホのウイルス対策には、各キャリアのサービスを利用するという手もあります。

ドコモは、月額200円、auは、月額300円、ソフトバンクも月額300円です。

ソフトバンクの場合は、マカフィーを利用しているようです。

iPhoneは、安全なのでウイルス対策ソフトを入れなくてもよい?

iPhone(iOS)向けのウイルス対策ソフトですが、基本的には必要ありません。iPhoneにウイルスが潜みこむ余地がないからです。

Androidと違って、iPhoneにインストールできるアプリは、Appleの審査に通過する必要があり、また、アプリは、Appleの公式サイトでしか配布されていませんので、悪意を持ったアプリを利用することができないからです。

また、万が一不正アプリをダウンロードしてしまったとしても、スマホの構造として、自分のアプリ以外の領域にアクセスすることは無理ですので、「ウイルスに感染してるかどうか、他のアプリをチェックする」というのが難しいです。

逆に他の領域に感染することは難しいので、知らないうちに「コンピューターウイルスに感染していた」ということは、ほぼ起こり辛いです。

ウイルス対策ソフトをインストールしたら、バッテリーの消費が激しくなる?

パソコン版のウイルス対策ソフトは、常時起動していないといけませんので、ウイルス対策ソフトをインストールする際に気になるのは、ただでさえ減るのが早いバッテリーの消費です。

結論から言いますと、スマホのウイルス対策ソフト、セキュリティソフトは、バッテリーの消費には、ほとんど影響ありません。通常起動するアプリと同じ程度と考えてもよいです。

理由は、スマホ(Android)では、裏に回ったアプリは原則として停止するためです。

ネットに接続する際、メールを受信する際に、起動しますので、今までよりは若干バッテリーを消費しますが、常につながっているFaceBookや、Lineの利用に比べれば微々たるものと考えてもよいでしょう。

バッテリーのことは気にせず、ウイルス対策ソフトを導入してください。

スマホ向けの無料のウイルス対策ソフトの実力は?

ウイルス対策ソフトは、殆どのソフトが1年ごとにライセンス料を支払って利用する形です。

費用が掛かるのは、日々進化するウイルス、セキュリティ脅威に対抗するためのプログラムの開発が掛かるためなのですが、中には無料のウイルス対策ソフトもあります。

無料のウイルス対策ソフトもあるのですが、アプリは簡単に作れるケースも多く、Androidでは製作者がなんの審査もなくアプリを登録できてしまいますので、中にはウイルス対策ソフトに見せかけた偽ウイルス対策ソフトも存在します。

無料なので、ダウンロード数・利用数が増えて、評価が高くなっているケースもあるので、この点には注意が必要です。

ウイルス対策ソフトの振りをして、実は何にもしていないというアプリもあれば、既に知られていて殆ど対策されているウイルスの検知もできないようなアプリもあります。

スマホの場合は、個人情報がどこにあるか、アドレス帳がどこにあるか?がわかりやすく、被害が拡大しやすいので、万が一ウイルスに侵入された場合を考えて、安心できる有料のセキュリティソフトを導入を検討した方が良いでしょう。

スマホのウイルス対策ソフトを購入するなら、マルチデバイス版がおすすめ

スマホのウイルス対策ソフトを購入するなら、マルチデバイス版があるウイルス対策ソフトがおすすめです。

スマホだけしかもっていないという方もいらっしゃるかもしれませんが、パソコンや、ipadなどのタブレットなども保有されている場合は、WindowsやMac版、ipadなどのios版のウイルス対策・セキュリティ対策ソフトがついてくるウイルス対策ソフトがあります。

複数のデバイス(端末)で使えるマルチ・デバイス対応のウイルス対策ソフトですと、パソコン用に、ios用にと別々にウイルス対策ソフトを購入する必要がなく、また価格もセットの分安いので、お得です。

マルチデバイス版があるスマホのウイルス対策ソフトは、「ESET」「ノートン」「カペルスキー」「マカフィー」などがあります。