Avira Antivirusとは、Avira GmbHというドイツの会社のアンチウィルスソフトで、Windows向けには「Avira Free Antivirus」「Avira Antivirus Pro」「Avira Internet Security Suite」の3種類があります。
これ以外に、英語版にはドライバーアップデート機能を追加した「Ultimate Protection Suite」もあるのですが、現在、日本語サイト(http://www.avira-japan.jp/)では取り扱っていません。
それぞれの違いですが、「Free」は基本的な「ウィルス・マルウェア」などの検出と対策機能を持ち、「セキュリティアップデートが6時間ごと」という制限があります。
この「Free」に「Webブラウズ中の高度なセキュリティ」を追加したものが「Pro」で、その他にも「セキュリティアップデートが2時間ごと」に短縮され、テクニカルサポートも含まれています。
これに「PCのパフォーマンス改善機能」が追加された最上位版が「Security Suite」となります。
機能制限の多い「Free」は無料で利用することができますが、「Pro」と「Security Suite」は「PC1台または3台」と「1年または3年」を組み合わせた年額制になっています。
最安値となるのは「Pro」の「PC1台を1年」の3400円、最高値となるのは「Security Suite」の「PC3台を3年」の15600円となります。
Aviraの特徴は、非常にウィルス検出力が高いことで、多くの評価機関でのテストで高い評価を得ています。
そうした基本性能の高さに対し、Avira独自の機能というものは特に見られません。アンチウィルスという目的に特化した製品と言えます。
ここまではWindows版について述べてきましたが、それ以外にも、Mac用の「Avira Free Mac Security」とAndroid用「Avira Antivirus Security」、iPhoneやiPadで使える「Avira Mobile Security」も存在します。
しかし、Linux版についてはすでに開発および提供終了となっています。
検出能力の高さは魅力的ですが、日本での知名度の低さや独自機能が無い点は若干気になる所です。
ウイルス検知の方法が他ソフトと異なるので、未知のPCウイルスも防いでくれる 「 ESET 」
デジカメ、プリンターで有名な【キャノン(Canon)】が販売元になっているウイルス対策ソフト。