ノートンアンチウィルスは、アメリカのシマンテック社が開発を行っていたセキュリティソフトです。
ノートンインターネットセキュリティという名称で販売されていたソフトウェアのうち、メール保護に関する機能を抜き出した形のソフトウェアとなっていました。
発売当初はパソコンのCPU利用率やメモリなどの占有率が高くその部分では不評を買っていましたが、2007バージョン以降は内部構造を大幅に見直すことで動作の「軽い」セキュリティソフトになりました。
2015年にはノートンのセキュリティ製品のパターンファイル更新でIEが起動しなくなる大問題がおきました。
シマンテック社の現在の製品体系としては、パソコンのセキュリティ全般をカバーする「ノートンセキュリティ」、加えてバックアップ機能を持たせた「ノートンセキュリティ with バックアップ」、スマートフォン向けの「ノートンモバイルセキュリティ」の3製品でカバーする形となっています。
ノートンアンチウィルスが販売されていた時期には、他にはノートンインターネットセキュリティ、ノートン360などの製品が存在しました。
上記の通り、ノートンアンチウィルスは現在は販売されていない製品ですので、ノートンセキュリティの価格体系を記します。
インストール可能な機器3台まで、1年更新版がシマンテック社の直販価格では6,480円。更新料は、3台分が1年あたり6,458円となります。
ノートンセキュリティはWindows、MacOS、iOS、AndroidOSの機器に対応しています。
以前のバージョンから同じ傾向がありますが、シマンテック社のセキュリティソフトは保護の更新料が高いのが特徴となっています。
場合によっては、毎年新しいバージョンのソフトウェアを新規購入して再インストールを行った方が安上がりになる場合もあります。
また、多くのセキュリティソフトと同様にネットワークゲームの不正防止ソフト(nProtectなど)との相性がよろしくありません。
誤検出によりネットワークゲームが起動しなくなる現象が結構な頻度で発生します。この部分には注意が必要です。
ウイルス検知の方法が他ソフトと異なるので、未知のPCウイルスも防いでくれる 「 ESET 」
デジカメ、プリンターで有名な【キャノン(Canon)】が販売元になっているウイルス対策ソフト。