多くの人が日常的にスマートフォンを利用しています。
しかしスマホにウイルス対策ソフトを導入し、きちんとしたセキュリティ対策を実施しているユーザーは少ないというのが現状です。
スマホは従来の携帯電話とは異なり個人情報の宝庫です。そこでスマホには適切なセキュリティ対策が必要なのです。セキュリティ対策をしていないスマホは、確実にウイルスに感染してしまいます。
その結果、電話帳やネットバンキングのデータが外部に流出してしまい、予想もしない被害を被る可能性があるのです。
実際、ゲイニミ(Geinimi)と呼ばれるスマホ・ウイルスが確認されたことがありました。
ゲイニミに感染したスマホは、外部からの命令に従ってメールの送受信を実行したり、個人情報の漏洩を行ったことが確認されているのです。
またiphoneにおいて、ウイルス対策は必要ないと言われています。
iphoneではアンドロイド・スマホとOSが異なり、iOSのシステムは外部に公開されていないためウイルスの開発が極めて困難だからです。
さらに仮にウイルスが開発されてもiOSの不正処理防止システムによってウイルスの挙動を防げると考えられているのです。
したがってアンドロイド・スマホにおいてはウイルス対策が必須となってきます。
スマホのウイルス対策は、パソコンと同様にセキュリティソフトをインストールすることが重要となってきます。
セキュリティーソフトとして代表的なものには、ノートンモバイルセキュリティとウイルスバスターモバイルがあります。
双方共にパソコンにおけるセキュリティソフトの開発に長年従事したメーカーによるソフトで、その実績と安定性から高い評価を受けているものです。
ノートンモバイルセキュリティについては、30日間の試用期間は無料で使用可能で、1年版が2800円、2年版は4750円となっています。
ウイルスバスターモバイルは同じく30日間の無料試用期間に、1年版が3065円、2年版が5637円となっています。
また、ウイルス検知の仕組みが他と違うESETというウイルス対策ソフトもあります。
ウイルス検知の方法が他ソフトと異なるので、未知のPCウイルスも防いでくれる 「 ESET 」
デジカメ、プリンターで有名な【キャノン(Canon)】が販売元になっているウイルス対策ソフト。